愛の不在がもたらすもの

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これから観るのは、『エレナの惑い』。
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の今期の二作品目。
先日観た『ヴェラの祈り』は怖いくらいに深い女性性の話だった。ブルーが効いてるお洒落な影像で、絵画的な高みを感じた。
この『エレナの惑い』はどうだろう。
男という存在を「経済」にだぶらせ、それに蹂躙された女性の業を、サスペンスフルに描き出したという。
カンヌの「ある視点部門」で審査員特別賞を受賞している。
ロシア映画の今が見えてくるだろうか。楽しみ。