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先日のロビン・ウィリアムズの訃報には衝撃を受けた。コメディをやる彼も素晴らしかったが、殺人鬼を演じたときのリアルさを思い出す。なにか鬼気迫るものがあり、怖くなった。ひとにはいろいろな面があるのだろう。
そして今年2月に逝ってしまったフィリップ・シーモア・ホフマン。彼の最新作をCUTの誰も観てない映画特集で、私が担当させてもらった。好き勝手に書いた二日後に訃報を聞き、急いで書き直した。
「あのデブ」として映画を毎度面白くしてくれた彼の功績を讃えたい。悲しいことにこの『誰よりと狙われた男』が遺作になった。元スパイの作家、ジョン・ル・カレの原作をアントン・コービンが撮ったもの。最高傑作としての呼び声が高い。楽しみ。