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1977年に誕生し、SFノベルス界の最高アワードであるヒューゴー賞とネビュラ賞を獲得した小説『エンダーのゲーム』の映画化。
日本のアニメやコミック、ゲームなどにもインスピレーションを与えたといわれている。
これは試写でネタバレ禁止の書類に署名させられた。そ〜なんだ!すっごい衝撃の結末らしい!と期待した。
観たあと、あっあれが結末なのか・・・確かに凄いといえば凄い、予想範囲内ともいえなくもないけど。面白いことは確かだ。
サードのエンダーをやったエイサ・バターフィールドさんの繊細な感じがよかった。子供のようなカリスマ的リーダーのような、ミュータントっぽいとこが妙にはまる。
少年向きのSF作品というには残酷過ぎる。心踊らせる未来の世界ではないから。大人になったいつかの少年が、一人きりでコソコソ観るのが合っているような、趣ある作品だった。