夏の寝床

私の寝床のロフトは死ぬほど暑くなる。下の部屋が30度なら、ここはおよそ40度だ。下でエアコンを入れたとこで、ロフトに冷気は上がってこない。極暑、地獄とはこのことだ!
頭を使うのだ、なにか知恵を使え!と一生懸命考えて出した結論は、扇風機を買うということだった。

ジャ~ン!クリーム色のレトロな扇風機を導入。
しかし、扇風機って熱い空気を掻き回すだけなのね~。ここはタイでしょうか、いやアフリカかもしれません。虫さえ棲息できません。
でも下でエアコンの冷気を、空気清浄機のジェット機能で上に送り、更にロフトの換気扇を回したあとに扇風機を使うとだいぶ涼しくなった。この作業で2時間くらいかかる。その間、下の部屋でゴロゴロしてるうちに寝てしまう。下は涼しくていいな~、こんなとこで寝たら気持ちいいだろうな~と思う。
って、寝りゃ~いいじゃん、あたし。自分の部屋だし。どうせ麻の布を敷いてゴロゴロするだけだし。どこでも寝れる。と、つまらない最終結論に気付く。
何となくね、下の空間はアトリエと自分だけは呼んでて、曲を考える場所にしたかったのよ。誰も来ないけど、いいアートを作る為に残して置きたい場所だったから。
だから生活感のあるものはひとつも置かなかった。芸術書以外の本も置かない。テレビもない。
でも崩れてきた、最近は。ソファや床で寝ちゃうし、パソコンも置きっぱなしだし。
理想の生活は努力と根性が大事である。
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