じっとする

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最高潮の鬱が襲ってきた。「さいこーちょーだよ~」と無闇に言いたい気分だ。
走っても絶望的な感じになって、しゃがみこんでしまった。動けない。いや、動こうと思えばきっと動けるのだけど、動く為の確固たる理由が欲しくなる。鬱の頭は厄介で面倒臭い。
そうして、しゃがみこんでたら蟻が私に登ってきた。悔しい。蟻に馬鹿にされてる気がする。なんの権利があって他人様の足に這いつくばってるんだ。「ふん、肉食獣が偉そうに」と虫の死骸を運ぶ蟻の群れに悪態をつく。