緑とオレンジ

luki オフィシャルブログ-130221_1448~01.jpg
先日、ふらりと入ったお店はおじさんがひとりしかいなかった。輸入ものの小さな洋服屋さん。
どれも一点もので変わったものが多い。紺色のワンピースが気になった。フランスもので古着のようなニュアンス。でも高そうなので、見るだけで帰るつもりだった。
そしたら「こっちの棚はセールしてますよ」と声をかけられた。「これと、これなんかお好きじゃないですか」と言う。なるほど、こういう商売のひとは勘が鋭い。全部好きな感じだった。ダークなガーリーテイスト。
一応試着する。どれも気に入ってしまう。値段がなぁと思いつつ「おいくらですか」と聞く。多分一着5000円くらいだった。定価が20000円くらいだからお得といえばお得。
試しに「全部買うので割り引きになりませんか?」と言ってみる。私は似非バックパッカーだった過去もある。東南アジアの買い物術はわりと得意だ。
「ハハハ、上手いねぇ~。」と考え込む店員さん。
すかさず、「この手袋可愛い!これもいいなぁ」などと沢山買いそうな素振りを見せる。「でも今月はちょっとピンチなの。あんまり使えないし」とまで付け加える。
「仕方ない!一着3000円でいいや。手袋は1500円で」と言う店員さん。
勝った。幾つかの一点ものを購入する。
写真のグリーンのワンピースとオレンジの手袋はそのとき買ったもの。