妄想の嵐

luki オフィシャルブログ-130121_0944~01.jpg
ルキ、お風邪ひいちゃったの~コホン コホン お熱はかって~
と巨乳の看護師さんに甘える妄想に抱かれる朝。
今日は休息日。何故なら体調不良だからだ。部屋、主にロフトの寝床周辺で一日ごろごろ過ごす予定。
もちろん国家の安全の為に国際会議に出席するような仕事はしていない。私が家で休もうが、外でくだを巻こうが世間的には何の滞りもない。
贅沢に無駄に時間を費やすだけだ。風邪というただそれだけのせいで。チクショー。
治ったはずなのに。一昨日昨日とスタジオで歌ってたら、数年ぶりの咳が出た。こんなの私じゃないと否定したくてしょうがない。
そんな感じ。特に急ぐ用事がないし今日は休みにさせてもらった。
食事を作るのは面倒だ。隠し持っているクッキーをモソモソ食べよう。IKEAの生姜クッキー。可愛いビジュアルに反する恐ろしき大味。シナモンの匂いだけが立ち、ヤケクソのように甘い。IKEAというものを端的に表しなさいと言われたら、このクッキーを差し出せば済みそうだ。
これを食べると何故かラム酒を欲する。マイヤーズダブル、プリーズ!とバーテンさんに頼みたい。すると振り返るのは日焼けしたトム・クルーズだ。マイヤーズのボトルを空中に投げて回して見せる。宗教にまだはまってない頃の若き日のトム・クルーズ。周囲はいつの間に西海岸のバーに変わってる。ダンッと目の前にグラスを置きマイヤーズを注いでくれる。腕の毛がいいなと思う。
妄想は個人に許された自由だ。
バーを出てしばらく海岸を歩いていたら、遠くに小さな丘が見える。顔面を青に塗りたくった変な男がいる。フェルディナンだ!気狂いピエロだ!興奮する。
ダイナマイトを体に巻き付け今まさに点火しようとしている。すると突然聞き馴染みのあるBGMが流れる。「待て!俺がいま助ける!」と駆け込んでくるのはキーファー・サザーランド。ついにジャック・バウアーまで出てきた。「どれだ!点火装置はどれだ!言え!」といちいち大声でフェルディナンに言う。間に合わず爆発。「悪かった」肩を落とすジャック・バウアー。
現在の時刻10:38。
少し寝る。おやすみなさい。