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IKEAレベルのポップさ、可愛らしい『ルビー・スパークス』。
空想の女の子が実際に出てきて恋愛してしまう話。脚本も演出もキャストも衣装も背景も全て良かった。
なのに吐き気がしてしまう私。自分の踏み絵であったかもしれない。
露出狂かっていうほどパンツ見せるくせに、交接シーンは見せない不潔さ。中途半端に少年っぽい作家の男。二重顎に太い足でも可愛いの、だってあたしなんだもん的傲慢さ。カラータイツにミートローフに赤いエプロン。ガーリー、ガーリー、ガーリー。
完全なるオンナノコの世界観。多くの女性が共感するだろう。果たしてリアルな男性がこういうのに「くる」のかどうかは不明。「くる」としてもオンナノコの意図するものとは違った視点なんだろうと思う。
もちろん私もオンナノコなので激しく共感した。