今週観たもの

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こんにちは。
今週はアレンジ作業が二日、作曲作業で一日、それぞれ長時間スタジオに入ってます。
それゆえ観た映画は本数少なめ。

しかし振り返りますと、ジャンル問わずに相変わらずの雑食なラインナップです。

『WE ARE YOUR FRIENDS』はザック・エフロン主演のEDM青春映画でした。全く期待せずに観たのですが、なんということか最後には感動して泣いてしまいました!若い監督に若いキャストが描くEDMの世界の話で、粗さは有りつつも音楽の本質をしっかり伝えていたように感じました。
デジタルな音にアレルギー反応するような方に是非観ていただきたい作品です。

『シマウマ』は漫画が原作の日本映画。裏社会のえげつない様子をえげつない演出でやり通すえげつない作品でした。脚本も演出も素晴らしいのですが、何故いまどきの日本映画ってこうなのか不思議です。ナチュラルな低体温の癒し系か、こういうヒートしっぱなしのリアルと対局のデフォルメなものか。もう少し中間があっても良いような気がします。そこまで客は鈍感じゃないんだけどなぁ、遠くから見る舞台じゃないんだからさ~と呟いてしまいました。すみません。

『デッドプール』はライアン・レイノルズが大活躍のヒーローもの。末期ガンからの復活は、顔がボコボコになりつつ強大なパワーを持つマスクマン。明るいトーンで楽しめる娯楽作品でした。
いろんな映画ネタがちりばめられていてわかるひとはまた笑えます。
私的にはライアン・レイノルズのモンスター顔があまり化け物には見えなかったです。あんな程度の容姿のひとは普通にいるような。あまり酷くして感情移入できなくなる恐れからの配慮なのでしょが、マスク取ったって普通に見られるじゃん、と思ってしまいました。まあ、本作のテーマとは関係ないですが。

『ノック・ノック』はイーライ・ロスの新作です。彼の救いようのないホラーとは相性がイマイチなのですが、本作はキアノ・リーブスが主演ということで期待して出かけました。
しかし、やはりイーライ・ロス節でした。エロ姉さん二人に翻弄されボロボロにされるキアノさん。
作っている方々がノリノリで楽しくやっている様子が感じられてよかったです。
露悪趣味が爆裂してます。
彼の過去作品を眺め、少し離れた位置から観るのがちょうどいいような感じがしました。ストレートに観るとイラついたり不完全燃焼なものを受けとるかも。

「シークレット・アイズ」は豪華キャストでお送りするサスペンス。ニコール・キッドマンの変わらない美しさを堪能し、キウェル・イジョフォーの飛ぶ鳥を落とす勢いにワクワクし、そしてジュリア・ロバーツのあら、どうしちゃったの?その劣化ぶりは!となるような作品でした。
ジュリアの様子はラストまで観て納得。ある意味凄い役所魂です。原作では男性捜査官の役をジュリア自身が是非にと女性に置き換え演じたそうです。
ストーリー的には王道サスペンスに感じました。

『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』は2014年に亡くなったパコのドキュメンタリーです。長男さんが監督で撮ってます。私はフラメンコの踊りも歌も経験あって、興味深いものでした。
天才少年だった頃の話から世界のスーパーギタリストになり、生涯現役だった姿は素晴らしいです。超絶速弾きのシーンはやはり感動。カマロンやサビーカスとの逸話も面白いです。フラメンコやギターに興味のないひとが楽しめるかは不明ですが。

そして『或る終焉』。メキシコのミシェル・フランコの新作です。彼は『父の秘密』でカンヌのある視点グランプリ取ったひとです。ちょうどその年はグザヴィエ・ドランも『わたしはロランス』でいたのですね。でドラン派の私は『父の秘密』を観て、なんだよ~こんな絶望ものがグランプリかよ、と感じた記憶があります。なのであまり公平に評価していなかったかも、と新作を観て反省しました。
とても良い作品です、これ。相変わらず暗さが支配していますが、ティム・ロスという名優の力が物凄いマジックを引き起こしているようでした。
臨終へ向かう患者に寄り添う看護師の話です。シモ系のグロシーンがたくさん出てくるのはミシェル監督の好みだと思われます。しかしティム・ロスが関わると何故かとても清潔な涙を誘うものになる不思議。リアルを描くのにも、素人出せばいいというのではなく、ある種の技が必要なのだなと認識しました。

そんな今週の映画鑑賞でした。
来週はどんな感動と出会えるか楽しみです。

健全な身体に不健全な魂を宿して~富士五湖まで17日

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今日は楽しい休足日。そして雨。結構降ってます。
運がいいのか悪いのか、このウルトラ練習を始めて天候には恵まれています。
雪は一回、雨は数回、強風も数回。
でも堪えられない程のものは今のところありません。
走り終わった途端、雷や大雨になったことは多いです。
意識したことはないけど、もしや私は晴れ女?そういえば天候不良で撮影や仕事が無くなったことはないです。
レース本番も期待します。

せっかく休足日なので朝の時間は顔メンテナンス。女子っぽいワタシ!。
野外走りで日焼けした肌に高濃度のビタミンCをイオン導入しました。
この機械、ず~っと前に購入したものですが、いつからか使わなくなってました。確か10年以上前に24万円くらいで買ったのですが(一生使えてホーム系では最高レベルと聞き、清水舞台飛び降りました)、出すのも面倒、コットン巻き付けたりするのが面倒、使える美容液が高額、そもそもそんな美しくなるのを目指してるって感じがアホっぽい・・・
という感じになり5年ほどしまい込んでました。

で、この前整体に行ったときに、足裏に超音波を当てていただいたのです。そうしたら走り過ぎで固くなっていたコリ部分があっという間にほぐれ、とても楽になったのです!びっくり~!
っていうか超音波機能もある機械持ってたじゃんアタシ、と思い出しました。
いまどきのホーム美顔器より明らかにパワーの強いプロ向けのヤツです。
それ以来、私の美顔器はランナー脚をほぐすものとなりました。
足裏とふくらはぎにはかなり良いです。

しかしものはついでに本来のオネーチャン的な使用もしてみようかと思いたち、今朝はイオン導入です。
ちょっといい感じ。これ以上綺麗な私になったらどうしましょう。
今更無駄!馬鹿じゃねえ?という声はシカトの上、完全スルーします。

写真右は黒ウズラ豆ペーストを詰め込んだピタサンドイッチ。サルサとか有機野菜も仕込んでます。スカしたロハス女のをふりをしつつ、実はプロテイン多量な筋肉向けフードです。

火曜の私

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こんばんは。
昨日は朝から晩まで試写会でした。
今日は一本観たあと夕方からはずっとスタジオ作業です。

円山さんがアレンジをしてる横で、私は別曲の作詞をしてます。
歌詞は毎回作ってて毎回出来上がるのですが、10分でできるときもあるし数時間かかるときもあります。
今日はどんなだろ。わかりません。
とりあえず何も浮かばないので買った本を眺めたりしてます。

桐野夏生さんの新刊『バラカ』です。
"私の「震災履歴」は、この小説と共にありました。"
とあるので原発をテーマにしたものであるよう。
ずっと桐野さんのファンです。アンニュイ好きなハルキストだと言われそうですが、実は筋金入りのキリノスト(そんな名称があるかは不明)です。前はサイン会も並んで握手してもらってました。最近は購入するのみになってしまってます。
でも文庫本になる前に必ず単行本を買うのがファンのプライド。
すぐに読んでしまったらもったいないので、ゆっくりいきます。

そんなこんなで今日中に歌詞が出来上がりますように。

健全な身体に不健全な魂を宿して~富士五湖まで21日

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数えてみると本番レースまで日曜はあと3回。
今日はその貴重なロングランの一本でした。なるべく必要な体験をしておきたいところです。

メニューは40kmをレースペースより速めに走るというもの。5kmあたり1分ほど速めます。
だいたい1kmペースを5分30秒目安にしてみました。
このペースは20kmあたりまで快調な感じです。しかし後半は結構疲れました。
ずっとウルトラ練習でゆっくり目に走っていたからだと思います。
ゴール前1kmに上がり坂を投入しました。富士五湖ウルトラの最後3kmが上がり坂なので、それを意識してみます。
覚悟しておくと意外に大丈夫っぽい。スピードは出ないけど心拍数は変わりませんでした。冷静さが大事。

タイムは3時間47分11秒。1kmあたり5分40秒ということで、練習ですがサブ4ペースには行けました。なんかもうフルは怖くない感じです。少なくともリタイアとか足つってパニックとかにはならなさそう。不調になっても盛り返す自信ができたような。
ウルトラは怖いまんまですが・・・

補給もまた自作です。
水分は昆布水に白味噌、ミネラル塩、アミノ酸、グルタミン、クエン酸を入れたもの。すっぱい澄まし汁な味。いっそレモングラスやパクチーなど入れてトムヤン風味にしてやろうかと思いました。
ジェルは水飴にローカカオとマキベリーの粉を混ぜてます。カフェインが効きます。
怪しい固形状のものはプロテインボール。えんどう豆プロテインと粉豆腐をメインにアーモンドやプルーンやスピルリナなど入れて焼いてます。前半に食べておくとお腹が減らずに持ちました。

体重は45.0kg 、体脂肪は6.9%でした。

昨夜の宴

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バーレスクのお友達のバースデーパーティーに行ってきました。
久しぶりにお会いする方もいて楽しいひとときでした。

彼女たちに会うと、私には足りない女性性の肯定を強く感じて、いつも元気をもらいます。
本質的に女性は美しく着飾ったり踊りたい生き物のような気がします。
欲求に逆らわないひとの方が明らかに素敵です。

衣服など防寒である、という最近の私は全くダメです。
衣装は抑圧的なモノトーンだし。
昨夜はドレスコードのピンクに合わせ、頑張ってピンクのワンピースを着ました。結構楽しかったです。