霧の時間

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こんにちは。
今朝走ったときは霧が出てました。一瞬でしたが。

一日中、映画観てます。
一本目は場所を間違えてしまったのですぎ、「ご覧になっていってください」と言われ、当初の予定ではないものでしたが、図々しくお邪魔しました。
でもちょうどよかったです。そのあとの二本がその会場だったので。

それはそうと今日は女子的受難日の始まりです。どうでもいい情報ですが。
走ってても仕事してても若干辛いことあります。
しかし、よく心配されるようなことには至っておりません。
運動しすぎとか、体脂肪少なすぎとかでやたら゙例のものが止まるだろゔとよくいわれる件です。
大体負けず嫌いな男性です。したり顔でそういうこと言いたがるのは。女はマラソンなんかやめたほうがいいよ、俺より走るのなんて可愛くないし、痩せてる女なんてキモいし、みたいな。張り合ってるだけの癖に、超面倒臭いです。
だったら私よりタフになってみろ、と返したくなるのはやまやまですが、大人なので言いません。

ホルモン的な件は全く問題ない、というか順調すぎるくらいです。
むしろ中途半端にエクササイズなどして急激に痩せるひとの方が危険な印象です。

私の場合、もともと痩せていて、ベジタリアン生活も長いです。なのでヴィーガン生活もそれほど無理はなかったようです。
ランニングも確かにハードではありますが、逆に成長ホルモンが出たのか寧ろ元気になりました。爪や髪がやたらと伸びます。花粉症も出なくなったし。

そんな感じで本日の映画三本目が始まります。
ではまた。

奇跡のワンカット

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ただいま観た作品に衝撃を受けボォーっとしています。
あまりの凄さにコレ一本で終了しました、私の一日は。

『ヴィクトリア』というドイツ映画です。
ワンカットなんです、この全編139分が。最初から最後まで。ありえないと思ってました。ありえたとしてもグズグズのだらしない構成だろうと。

とんでもないです!緩い青春ムービーのふりしてるのは前半のみ、ラストへ進むに従いしっかりと物語が展開し結構な規模のロケーションを使い、カメラワークは完璧。無駄も緩みも一切無し、興奮しっぱなし。
今までの常識を超えてしまったヤバい感じがします。

あまりネタバレ的なことは言いませんが、ベルリンの街で起きた朝方の2時間を描いてます。主人公はマドリードから来たという女の子、地元のクラブで踊って自転車で帰る途中、ちょっと不良っぽい男子グループと知り合い、ビルの屋上でお酒を飲んだりして楽しげな感じ。そのあとは秘密です。

この作品はやはり世界中を興奮させているようです。ヨーロッパの各映画祭でもいろんな賞を取っています。
私的にはなにがどう凄かったのか、もう少し冷静に考えてみたいと思いました。

健全な身体に不健全な魂を宿して~富士五湖まで14日

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ついに二週間前になりました。
仕上がってきたのか、もうあらがったところで無駄なのか、よくわかりません。

今日は35kmのロングラン。レースペースよりも少し速めに走るメニューです。
先週に引き続き、5分30秒/kmを目標にやりました。
補給はレースに近い感じにしようと、市販のエネルギージェル一個、アミノ酸やクエン酸やビタミンなど入った顆粒一個、Lグルタミン酸5g、一口塩羊羹一個、水分は200mlのペットボトルに水+少量の塩と甜菜糖をミックスしたもの。
いつもに比べかなり少なめです。
しかし35kmという割と短い距離で、市販のものの強力パワーがあればいけるかなと思いました。

10km地点でまず固形物の羊羹を。
15km地点でアミノ酸パウダー。
20km地点でグルタミン。
25km地点でエネルギージェル。

結果は疲れました~!
何かが確実に足りない感じ。市販もののパワーも数多く摂取してこそなのかも。
一応公式サイトのオススメ摂取タイミングを参考にしてます。10kmごとにアミノ酸かジェルを、のやり方を真似したのですが、あと一個ジェルも持てばいいことなのか不明です。
水分は明らかに足りませんでした。でも本番はなるべくなら持参したくないです、重いし。
エイドでのみの給水で済めばありがたいのですが、甘いでしょうか。
練習時に私は朝食はとらない為、ほぼ空腹スタートなのです。
前日までに蓄えたものと、走りながら摂取するものが大事です。

次の最終ロングでまた違うやり方をトライしてみます!

写真のシューズは最近購入したもの。
ONというスイスのメーカーのCloudracerというモデルです。
サブ3向けとありますが、プレートが丈夫でウルトラにも使えるという説があります。
店員さんにウルトラで使います、と言うと初心者には難しいと言われ厚底を奨められるので、サブ3ランナーのふりして相談せずに購入。
これまでに店員さんの奨めで買った数足はやはり厚底。しかもサイズがかなり大きい。私は普段の靴は24cmで、ランシューはメーカーやモデルによって変わりますが大体24.5か、25cm。
けれどウルトラ使用と言うだけで26cmを奨められて買ったものもあります。
確かに後半はムクミが出て大きめがいいと言われてます。
でも坂道練習をしてたら踵が少し浮く感じがしました。フィット感のいいものも全体的にゴツくて、靴に乗せていただいてるお客様な感じ。足裏が安全に守られてる感じはいいのですが、そのぶん重量もあるから体重の軽い私にはバランス的にキツい気がしました。
このクラウドレーサーはレーシングモデルだけあって薄底の堅め。軽く甲の部分はソックスが透けるほどの編み目状。
履くと私の足と一体化しました。
お客様感覚ではないです。なので自分の力さえあれば誠実に応えてくれるシューズに思えました。
また一週間履いて決めるつもりです。

運営さんから届いたナンバーカードは紫色。私は3組ある100kmの2組目、4時45分スタートです。この紫はなんかとてもシックなラベンダー色で可愛い。
ウエアにしようと考えてるステラ・マッカートニー(ポールの娘さんでデザイナー、アディダスとコラボ中)のトップスと妙に合いました。

最近作ってる食事もヴィーガンです。
枯れてきた冬野菜を片付けてる感じ。

案山子は富士五湖でたくさん見ました。可愛いようなちょっと不気味なような・・・

本日のロングは35km、タイムは3時間21分15秒。1kmあたり5分44秒でした。
体重は43.4kg、体脂肪は5.0%。
この減り方を見ると、補給が足りなかったことが改めてわかります。

癒されるとき

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こんにちは。土曜の午後に和んでいます。

今日はいつも通り河川敷を10kmほど流してきました。
最近試したシューズとの相性が良く、違和感があるとこや軽い痛み箇所が、走ってるうちに、なんと消滅しました。シューズの力恐るべしです。
それの話は後日また。

そんなこんなでシューズ写真を撮ったりした後に河川敷からロードに上がりました。

そのままお花屋さんへ向かいます。
ずっと先延ばししてたのだけど、そろそろベランダ植物の手入れをしなきゃいけない時期。新芽が成長し始めるのでそれをフォローする為の植え替えや、枯れた冬野菜の片付けなど。
新しい鉢が幾つか必要でした。
しかしネット通販だと送料が莫大なのです。5000円取るとこまであります。3000円鉢が8000円になるのは解せない。重いし嵩張るし割れるしで送料が上がるのはしょうがないのでしょうが。でもケチな私としては直にお店で購入します。
いつものやり方はガラガラ引っ張るヤツを持ってガーデニングショップへ行き、土も苗も鉢も一度に購入しガラガラへ積み、徒歩で帰るという方法。
しかしこれは仕事場なり出かけ先にまで電話に揺られながら、ガラガラ引っ張るヤツを持参しなくてはいかんのです。結構やりますが。
やはり普通は土日祝日など仕事ではない日に店に行くのが王道でしょう。でも私の土日は毎度ランニングです。終わって一度帰り、夕方頃にガーデニングショップへ行ってもいいです。けれどたいてい夕方頃になると出かける気力が失せます。
ガーデニング?んなネーチャンみたいなことしてられっかよ~、という荒んだ気分になってます。
それでも頑張って出かけるケースは夜に飲む酒がない!という不測の事態に陥ったときのみ。
自己の特性を知り尽くした私としましては、今日はランニング後すぐに植木鉢を二つ(それ以上持つのは不可能)購入し帰宅しました。
庭の野菜へ水をやり、脱いだウエアやシーツやタオルケットなどを洗濯機へ突っ込み洗剤を投入したら、自分もシャワーを浴びます。
そして自室へ入り顔に美容液など塗り込みスマホでも見るか、としたときです。
あれ?何処にもありません!スマホ様が忽然と姿を消しているのです。
軽いパニック~!
過去にもありました。あれは多摩川の竹林で竹を拝借したときです。
家から走って竹林に行くと誰もここには来るわけない、って感じの獣道にちゃんと落ちていました。
その記憶が蘇り、また河川敷に走ります。洗ったばかりの髪を振り乱しホラーばりの形相で走る女。しかもスポーツウエアではなく変なTシャツにインドチックなパンツ姿です。それが全速力で向かってきたら、かなり恐ろしいことでしょう。
そしてやっと河川敷へ到着し、写真を撮った辺りへ行ってみますと、ありませんでした。がっかり。
そういえば河川敷から階段で上がる途中でスマホを見たことを思い出しました。マックのポテトサービスクーポン券がきてて、いらんと思った記憶が・・・
それで階段辺りも見てみました。やはりありません。
ああ。困ったなぁと信号機へ向かったことこ、息を飲む光景が。
写真の信号機ボタンの上にありました!紛れもない私のスマホ!
嘘のような出来事でした。

考えてみますと、きっと心ある方が拾ってくれて、わかりやすいところに置いて下さったのですね。ここの信号機はこの辺りの河川敷へ来るひとが絶対に渡るところです。しかも手動なのでこのボタンは必ず目にします。その配慮に感謝感激です。
足がつくものだから悪用はされなくて当然、とは思いません。だったら適当に放っておけばいいはず。
このひとはわざわざ信号機ボタンの上にスマホを置けば、探しに戻ったときに必ずわかるだろうと考えて下さったのです。
同じようなランナーさんかもしれないし、近所のお散歩中の方かもしれません。駅からは相当離れているので遠くから観光やお花見で来た方ではなさそう。
よく東京人は冷たいと言われますが、ここは東京ど真ん中。バリバリの東京人しかいないとこ。優しいです、とても。
どなたか存じませんが大変ありがとうございました!

もうランパンのポケットにスマホは入れません。ファスナー付きのとこか面倒でもポーチを持とう。

今週観たもの、追加

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ひとつもれてました。
『ホース・マネー』、これも観ました。
ペドロ・コスタ監督の最新作です。
前にポルトガルをテーマにしたオムニバス映画『ポルトガル、ここに誕生す~ギマランイス歴史地区』のことをコラムで書いたのですが、その中の一遍『スウィート・エクソシスト』がペドロ・コスタ監督の作品でした。
その続編とも思われるようなものでした。

主人公も同じアフリカ移民のヴェントゥーラ。死に向かう際に見る走馬灯のような場面が、時系列とは関係なく現れては消えるような映像です。ペドロ・コスタ作品を心から理解するのは正直難しいのですが、ポルトガルに住む移民の苦難や哀しみは感じられます。
また、いまどきの映画とはまるで違う芸術的な世界観は貴重です。
興味ある方は是非ご体験ください。