日曜の午後
一度出来たものを分解したり入れ替えたり、違うものにしたりとか、私は全く抵抗なくやってます。
ボツになったものでもまたいつか使えるし、歌詞の言葉というのは変化できる可能性を秘めているから、結構面白いのです。
普通の会話だとそういうわけにはいきませんが、歌詞なら同じ言葉でありながらキャストを替えてしまったり、飛躍して宇宙の話にしてしまったりもできます。
自由な感情の動きに近いです。メロディもサビで彼方遠くへ行ってしまうことが多いし。
そんな感じでぼちぼちやってます。
朝は雨降ってましたが止む予報だったので日曜恒例のロングランへ行きました。
5分くらいで止んでしまったのでウィンドブレーカーのボトムスだけ脱いでリュックへしまいました。
そうそう、ロングのときは背中にハイドレを入れられるリュックを背負ってます。水をたくさん持てて夏は重宝しました。
でも冬になるとそれほど汗かかないし、500mlのボトルで大丈夫そうでした。
補給はいろいろ試してます。
今日はおにぎり一個分を海苔巻きにしたもの。クエン酸と塩分狙いのユカリ、糖分の為の柚子味噌、ミネラル狙いの海苔。
その細巻きを4つに切りそれぞれラップで包みポケットへ。
2時間50分の行程なので、30分に一回補給する感じです。最後の分の小さめなバナナも。
結果は海苔がキツい！あれは噛む経過がご飯と違います。なかなか細かくなりません。口の中の滞在時間が長いと呼吸が苦しくなるので難しいです。
もしまたおにぎり系にするならアオサとかの粉末を加えようと思いました。
しかし最後のバナナに突入したら、いかにバナナは簡単かと感動しました。
あっという間に食べられて、消化吸収も速そうです。
走りながらスピードは落とさず食べるのって、凄い大変です。内臓の上下運動しながら消化させなくちゃいけないので。
でもおにぎりの塩っぽい味は嬉しい感じでした。しばらくしないけど。
次は麺つゆか味噌汁か・・・。
それはそうと今日のランニングでは変なひとに出会いました。
その男性は道に立って他のランナーの行き過ぎるのを眺めてます。
肥満体ですが一応ランニングウエアを着てるので休憩中みたいです。
私は14キロで折り返し、まあまあ疲れ始めてた頃なのでペースは落ちてます。
するとその男性は私を見てニヤっと笑い後ろに付いて走り始めました。
ああ、ペーサーとして使われたな、とすぐわかります。
私も前を走るひとを勝手にタイムキープの為に使わせてもらうことは多いです。30mくらい先でも走ってくれるひとがいるのはありがたいものです。
でもニヤニヤしながら付いてくるのは少し気持ち悪いです。
他のランナー(速い男性が多かった)には付いて行かず、女を選ぶというのが何だか失礼だし嫌な感じ。
すると私の頭の中では数珠繋ぎの如く妄想が広がります。
このデブのペーサー扱いされただけでも不愉快なのに、コイツは浜辺でカップルがイチャイチャと追いかけっこしてる想像をしているかもしれない。
｢キャー！水かけないでよぉ｣
｢待てって～、ハハハハ馬鹿だなぁ、お前は～｣
などと後ろのデブが考えてるかも！許せん！
ちょっと待て、コイツはオタクっぽいから運動部員と女子マネージャーのアニメとか想像してるのかも！
マネージャーは無意味にいつも短いスカートを履いて、風が吹いただの、キャピキャピとジャンプなどする度、しょっちゅう白いパンツを見せているのだ。
｢○○君、もう少し速く走れたらキスしちゃうぞ♪｣
とアホ丸だしの台詞を言うに違いない。
変な髪型のチョイ悪な運動部員は、
｢ちっ、オンナって面倒くせ～｣
とか言いながら、女子マネージャーと一緒に夕日に照らされながらランニングするのだ。
そんな妄想が止まりません。
後ろの肥満体ランナーのペーサーにされるなど冗談じゃないって気分になってきました。
それで絶対コイツが付いてこれなくしてやる、とスピードアップしました。
少し離れたくらいだと意味がないので100mくらい頑張って離しました。
すると意気消沈したのか、彼はすぐに消えて行きました。
よかったです。
けれどこんな後半にスピードアップできるパワーが残っていたとは自分でも驚きです。
女性ランナーの後ろにはヘラヘラ笑う気持ち悪い男を付けると、記録が伸びるかもしれません。
帰宅後にグラノーラを作りました。
ミューズリーを愛用してましたが、ちょっと太りたいのでカロリー多めなグラノーラです。
そば粉とオートミールがメインでナッツやドライフルーツを適当に。ココナッツオイルとメープルシロップを混ぜ込み湿らせてから焼きました。
少し固形化してることが美味しいです。
