人間の業が、廻る。

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これから観るのは今期の大本命。私的にだけど。『メビウス』、キム・ギドク監督の最新作。これはきっとくる。
きっつい作品ばかり発表し続ける彼だが、今回は更にパワーアップ。
台詞なしで「笑う」、「泣く」、「叫ぶ」こな3つの要素だけで作品を創造している。描く世界は、性と家族と人間。いかにもギドクだ。非常に楽しみ。

手塚治虫が嫉妬した男

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これから観るのは、『TATSUMI マンガに革命を起こした男』。シンガポールのエリック・クー監督の作品。
大人が読めるマンガ「劇画」を創り出し、高度成長期の日本の光りと影を描き続けた辰巳ヨシヒロの姿に迫る。79歳になった今でも現役作家として活動中だ。
しかし日本ではあまり知られていない。私はマンガ自体に詳しくないので更に知らない。海外の監督が注目して取り上げたのが面白い。まだまだ知らない日本がある。