月: 2014年5月

昨日観た『ケープタウン』はフランス映画。ジェロール・サル監督のこの作品は、全編を南アフリカで撮影されたという。
独特の味のあるフォレスト・ウィテカーと、ワイルド＆ダーティーな新キャラのオーランド・ブルームが競演している。アメリカ発のサスペンスとはだいぶ手触りが違い、アパルトヘイトの傷跡や、新種ドラッグの犠牲になる黒人少年たちだったり、ヒューマニズムが感じられるものだった。
オーランド・ブルームのアル中ぶりに親近感を抱く！隠しているバーボン飲むタイミングとか、あ〜わかるな〜って感じ。でも、このひとは駄目キャラやってもかっこいい。イケメンしか許されない何かだろう。
対するフォレスト・ウィテカーはさすがオスカー俳優。深い傷を持ちながら正義に向かって行くベテラン刑事役にばっちりハマる。彼は俳優活動だけではなく去年の『フルートベール駅で』の製作なども手がけている。現代においても黒人ゆえ酷い扱いを受ける不条理を描く素晴らしい作品だった。人道支援活動は彼のライフワークにならざるを得ないのかもしれない。
しかし私は、コメディとかＳＦとかエンターテイメント性の高いものに出演するフォレスト・ウィテカーも観たい。きっと凄く面白い！次世代のモーガン・フリーマン的な存在ではないかと思う。
『ケープタウン』はひと味違う硬質なサスペンス。ダークな南アフリカの姿を目撃した。8月30日よりロードショー。(山田ルキ子)

幸せのお菓子箱

2014年5月17日 12:11 カテゴリー：日記

私のお菓子箱。
ラ・メール・プラールの缶に入ってるのは、桃山と六方焼き。
いつもはチョコレートやサブレやガレットを入れてたのだけど、これらはバーボンを心底欲する！バターやカカオやミルクの風味にバーボン、スコッチ、乗ってきたらテキーラ、『ブルージャスミン』観てからハマったウォッカティーニまで・・・合い過ぎてしまう。
私は禁酒中なのでアルコールを欲しないものを求め、行き着く先は小豆や白豆系。百均やディスカウントショップで探すと結構ある。いろいろ試して気に入ったのが、白あんでモフっとした食感の桃山とカラメルっぽい味の皮に餡が入った六方焼き。焦がしたバターの誘惑とは無縁のストレートな甘さ。白湯でいける。
もうひとつの小さめな缶にはミックスナッツが入ってる。これもアルコールと相性いいけど、何故か｢バーボン飲みたい。飲まないと死ぬ｣という感じにはならない。ローフードやってたときの感覚が残ってるのかも。ナッツは生でサラダやスムージーに入れるものって感じで、あまりアルコールと直結しない。なので安全お菓子。