マラヴィータ

製作総指揮マーティン・スコセッシ、主演ロバート・デ・ニーロ、監督リュック・ベッソン。これだけ聞けば何も言うことはないだろう。面白い、ただ一言のみだ。劇場で多くの方々が楽しまれることと思う。

なので私なりのポイントのみお伝えしたい。
マフィア映画って、その怖そうな世界を描くだけで、ある程度成立する。ファミリー同士の抗争とか警察との騙し合いとか若手の成り上がりとか一般女性との恋とか、ネタは幾らでも転がっている。だからこそ、どういう切り口にするかが重要だ。
『マラヴィータ』の場合、デ・ニーロが元マフィアのボスという設定は想像しやすいが、舞台がシチリアでもL.A.でもなく、おフランスなノルマンディーの片田舎というのが、まず笑える。しかもFBlの証人プログラムで世界中を逃げまわってるし。家族は皆狂暴だし。担当捜査官がトミー・リー・ジョーンズというのも間が抜けていていい。元ボスは自伝を書きたがり、そんなヤバいことは絶対やめろと捜査官は言う。地元の映画上映会にも参加したがる元ボスに付き合って行くと、上映されるのはなんと『グッドフェローズ』。言わずと知れたスコセッシとデ・ニーロの名コンビ作品だ。
この作品は色んなひとが批評したがるだろうけど、正直そんなもの見る必要はないと思う。ただ劇場に足を運ぶだけで、そのユーモアとスリルを体験できる。
11月15日から全国ロードショー。




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金曜の夜更け

ヨーグルトフロートの真上からのショット。ジム・ジャームッシュ風な構図。

今日はジュリー・デルピーとイーサン・ホークの恋愛映画シリーズの完結編や、水川あさみさん主演のホラーなど観た。どちらも面白かった。今頃観るのは来年1月公開のものが多い。





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サンタは神出鬼没

公園の掃除おじさん、通称サンタは今日も元気そうだった。
つかまらないように細心の注意を払う。隙を見せてはいけない。超なが~い雑談の餌食となる。
いつものようにランニングをしながらサンタを目撃した私は、「あ、おはよーございます!」とおねーちゃんらしく挨拶をしてスルーした。
「おはよう!フォ~フォ~フォ~」と何故か笑うサンタ。
今日もうまくかわせたと思った私が間違いだった。柔軟運動をしている私の背後にいきなり現れるサンタ!
「おねーさん、体柔らかいね~何年やってるの?若いからいいねえ、こういうのもできるの?」など、ほぼ意図不明なことを喋る。
近くにあるバランスボードなるものを指差し「おねーさん、このがたがたいうのもできる?」と言う。
私は「いや~、そのようなものは私できません。難しいです」と中途半端な温度で応える。
するとサンタはバランスボードに乗りはじめた。がたがたと凄い音が鳴っている。私は「ハハハ・・・難しいですよね」とまたどっちつかずの音階で喋る。超棒読みっぽい。お前は小津安次郎か、アキ・カウリスマキかと自分にツッコミを入れたくなる。
しばらくしてまた新たな餌食を見つけたサンタは、違うひとのいるベンチに移って行った。
過去のサンタ記事
http://ameblo.jp/luki-rock/entry-11422618319.html http://ameblo.jp/luki-rock/entry-11543757301.html http://ameblo.jp/luki-rock/entry-11601468585.html lukiオフィシャルサイト
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